今年の振り返り

今年の振り返り

日記

2025年12月29日

今年も後 3 日になった。 明日には帰省してしまうので、勢いのままに今年を振り返る。

所感

今年は周りに流されることなくやりたいことを淡々とやっていて、良くも悪くも自分軸で行動できた 1 年だったと思う。 一方で(いろんな要因はあるけど、)周囲の人との交流が減ってまた一匹狼に戻りつつあるような気もする。

あと、仕事もプライベートもすごく多忙であんまり一人で落ち着く時間を確保できてなかったような気がする。

コンサティーナ

CCE Japan が主催する(?) Feile Tokyo の日本予選を通過し、Wexford で開催された Fleadh の Concertina O18 部門に出場することができた。 この大会は 2 年間ずっと目標にしてきたものだったので、実際にその舞台に立てたことは率直に嬉しかった。

演奏したのは The Old Gray Goose(Jig)、The Friendly Visit(Hornpipe)、Peaceful Corcomroe(Air/Song)、Donegal Tinker(Reel)の 4 曲。 いずれも思い入れのある曲だが、特に Air は初めて本当の意味で満足のいく演奏をすることができた。

これは、Corcomroe 修道院跡を実際に訪れ、作曲者である Chris さんの墓の前で演奏したことのある、特別な思い入れのある曲だ。 当日は、その場で目にした穏やかで静かな風景を思い浮かべながら演奏した。

1 年かけて 4 曲を丁寧に仕上げる作業は決して楽ではなかったが、コンペという場だからこそ得られた経験だった。 フレーズのまとまりやリズムを文字通り最初から見直すことになった。 また、ただ正しく弾くだけでなく、曲に込められた雰囲気や魅力をどう音に乗せて伝えるかを改めて考える良いきっかけになった。

ケーリー

まず、ようやく演奏する側に回れたことが率直に嬉しかった。 踊る側として参加していた頃から、ずっと「いずれは弾く側になりたい」と思いながらもまだ実力が足りないのではないかという意識があった。

実際に取り組んでみると、課題は想像以上に多くかなりチャレンジングだった。 個人的にはこれまであまり速いテンポで演奏した経験がなかったこと、Slide や Polka に十分馴染みがなかったことは大きな不安材料だった。

その上、イベントとしての課題もあった。 そもそも、仙台ではダンス文化がまだ広く根付いていなかったり、さらにオリジナル曲でケーリーを行う前例がなかったりで、界隈に受け入れてもらえるかも不安だった。

上手くいく算段なんて全くなかったし、今振り返ってもなかなか勇み足だったと思う。(他の人からも応援はするが、うまく行かないのでは?とも言われてしまっていた)

実際、6 月の初回合わせは惨憺たる結果で、本当に年内に形になるのだろうかという不安も大きかった。 それでも、ゆっくりのテンポから基礎的な練習を積み重ねたり、リモートでの合わせを行ったりと、できる工夫を重ねながら地道に地道にやってきた。

また、仙台でダンスのワークショップを企画し、ダンサーの育成にもじっくり時間をかけて取り組んできた。 その結果、11 月頃にはダンスも演奏も「間に合うかもしれない」と思える手応えがようやく見えてきた。

本番ではいくつかトラブルもあったが、大きく見れば"奇跡的な"成功だったと思っている。 仙台からも他の地域から来てくださった方からも、「楽しかった!またやってほしい」という声を多くいただいているので引き続き取り組んでいきたい。

本業の仕事

書くの疲れてきたので手短に。

製品開発の根幹を最初から最後まで携わることになり、貴重な経験ができた 1 年だったと思う。 多忙を極めてしんどさはあったけど、やりがいがあったので走り切れている。 まだ案件は終わっていないので引き続き区切りがつくまで取り組むところだ。

一方で、勉強という意味での自学自習はあまりできていなかった感覚があり、そこは反省点でもある。 役職が一つ上がり、任されることも増えてきているので、それに見合う技術力を今後積み重ねていきたい。

音楽は大切な存在だが、本業が安定しているからこそ趣味を全力で楽しめている、という前提を忘れずにこれからも過ごしていきたい。

来年の目標

抱負:地盤を固める 1 年にする

足元がガタガタのまま人生を駆け抜けている感じがするので。

  • 仕事
    • 仕事の勉強をちゃんとやる(OS, CPU での最適化)
    • 将来確実に来る技術を追いかける(Rust)
  • 音楽
    • 苦手なフレーズをひたすら潰す
    • 抑揚と旋律のバリエーションを広げる
  • プライベート
    • 運転免許を絶対取る
    • 長野移住(2027 にずれ込むかも)
最終更新日